4.文法の大切さ
高校生のころ、文法(grammar)の時間は退屈で眠かったです。そもそも、文の法則のようなものであるのなら、なぜこれほどまでに不規則なことや例外が多いのかと腹をたてたりしていました。
そのような私が言うのもなんなのですが、文法は大切です。
多くの英文を読んだり聞いたりするのも良いですし、英会話教室に通うのもよいですが、文法というベースがなければ、それらの努力が効果的には身につかないような気がします。
英語学習を本格的に始めて、文法書を1冊終えた時に、ようやく英語という大きな山の登山口が見えてきたような気がしました。
私が最初に手に取った文法書は『一億人の英文法』です。読者に語り掛けるような解説になっていて、私自身、なんども励まされました。この一冊との出会いがなければ、英語学習は続けられなかったかもしれないと思えるくらいです。
既存の英文法に縛られず、英語を感覚や感性で理解しようと諭されると、生きた英語を学んでいる気にもなりました。
結局1年間で計3回読みました。英語力が少し向上した段階で文法を見直すと効果が大きいと思います。
本格英語学習を開始して1年が経った頃、漠然とですが『一億人の英文法』だけの文法知識だけでは、何か足りないような感覚が芽生えました。めんどくさいなと思いつつ、手に取ったのが『総合英語フォレスト』です。
この文法書は非常にオーソドックスな構成になっており、そしてとても分かりやすい解説になっています。結果的に読んで良かった。
もし、どちらか一冊推薦しなさいと言われれば、この『総合英語フォレスト』をお勧めします。
いずれにしても、文法という地図をもたずに英語の山を登るのは無謀だと思います。
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