8.Reading(読む)
Reading に関してはとりあげず本を読めばよいのだろうと考え、不明な単語はあまり気にせず何冊か読み進めました。ただ、読み進めても、とても歯がたたないと感じ読むことを断念した本も何冊かあります。
不思議なことなのですが、最初の頃はとにかく読み進めようとの思いで、読めていたのに、ある程度実力がついたなと感じ始めたころから、英語の本が読みづらくなってきました。なぜなのでしょう?
ある程度英語がわかってきて、あまりにも意味がわからないまま読み進めていたことに気づいたのかな、などど考えています。いずれにしても、今の実力では細部のニュアンスを十分つかめていない気がします。
それに対してニュースはニュアンスみたいなものがわからなくても、伝えたい事実はわかるので、ストレスが少なくReading の練習ができます。わたくしが愛読しているのは英語学習者のためのオンラインニュース VOAです。USA TODAYなどと比較してもある程度読みやすくしてあるので学習者にはお勧めです。
一日に一つのニュースを読むようにしています。音声ニュースも聞くことができ(かなりゆっくりの速度です)、音声ニュースの長さ(時間)が書いてあるので、読む際に音声の長さと同じか少し長いくらいの時間で読むことができるように読む速さも意識しながら読むと速読の練習になります。
英文読書で入りやすいのはレベル別に単語を制限して書き直してある書籍です。大き目の本屋にはおいてあります。
40年位前に読んだアガサクリスティーの『そして誰もいなくなった』をそのシリーズの中に見つけたので読みました。どんな内容だったか細部は記憶が無かったのですが、結構楽しめました。英検2級に合格した直後で楽に読めました。
フィッツジェラルドの『グレートギャツビー』は日本語で読んだ時にはピンとこなかったのですが、英語で読むと意外と良かったです。これも、読みやすく編集してあります。
村上春樹好き(村上主義者)の私が、一番難解だと感じていて、他の本は何度か読み返すことがあっても、これだけはいつか読み返そうと思っていて手が付けられなかったのが『ねじまき鳥クロニクル』です。そして英訳版を本屋でみつけて、いっそ英語でよんでみようと思い3カ月かけて読みました。結局、難解だったのですが、難解なまま受け止めればよいのかななどと感じました。
翻訳家でもある村上春樹さんが翻訳されているレイモンド・カーヴァーの本をいつか原書で読んでみたいと思い読み始めました。短編であるせいなのか、言葉もストーリーもそぎ落とされているようで、言葉としてある程度わかっても、その物語のおもしろみみたいなものが分からないという状態でした。それでも、独特の雰囲気には少し触れることはできたかもしれません。
そして、結局、上記の『What We Talk About When We Talk About Love』の村上春樹さん翻訳『愛について語るときに我々の語ること』を買って読みました。それにしても、日本語で読んでも不思議な物語ばかりでした。
いつかは読んでみたいと思っていた。カズオ イシグロの小説を読んでみました。日本語翻訳版も読んだことがなかったので、その世界に入っていくのに最初時間がかかりましたが、おもしろい小説でした。いつか、他の作品にも挑戦しようと思っています。
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